涙といえば最近涙が止まらなかったドラマは私の期限は49日でした。2012.4.20のコピー+ちょっとです。

涙もろくなったと言えば、最近最も涙をこぼしてしまったドラマが「私の期限は49日」でした。

もう、なんと言って良いのかわかりません。
まず、びっくりしたのは良くこんな話が作れたなと言うことです。この物語を書いた脚本家の人に拍手を送りたいです。

でもあまりの展開にひょっとしたら誰かの実話を元にして話が出来ているのではと思ってしまいます。

20話も結構長いなと最初思ったのですがあっという間に気がついたら最終話でした。

いろんな場面でぼろぼろ泣きました、終わってからも夜10時頃からジョギングで4キロほど走るのですがその最中も思い出しては涙がぼろぼろこぼれて止まりませんでした。

ほんとに生きると言うこと、死ぬという現実、友達、恋人、家族ということを色々と考えさせられるドラマでした。その中でダブルヒロインの方達たちの演技がすばらしくほんとに良い物を見せていただきました。

生と死の狭間に立たされたとき、あんなに人のことを思いやった行動が自分に出来るだろうか。

あの子供のような主人公が覚悟を決めたときの表情のすさまじさ、というか表面には出てないのですが心の中に何か固い物があると感じさせる演技はほんとに見事でした。

こんな風なドラマを作ってしまう韓国のドラマパワーはほんとすごいです、日本に似たようなドラマはなかったかと思い浮かべてみるのですが「黄泉がえり」なんてのが浮かんできましたがなんか今ひとつだった記憶があります。
でもドラマの中に何本か同じようなテーマのドラマがあったような気がします、「相棒」とか「トリック」にも何本か同じような気配がするドラマがあったような気がします、でもここまでさわやかに、鮮やかに、重く厳しく感じさせるドラマは思い当たりません。韓国では「ありがとうございます」「イルマーレ」「星から来た男」なんかが同じ様な気配を感じさせます。




基本的には人が死ぬドラマというのは苦手なので、いつもラブコメなんかを好んでみています。

バッタバッタと人が死ぬドラマが多い中、時々こんなドラマに巡り会います。このドラマは生と死の瀬戸際の物語なのにドラマ中では関係する人は一人しか死にません。
でもその一人の人の死を巡ってこれほどまでに生きると言うこと、死ぬと言うことを、また人間てものはやっかいな生き物だと言うことをかんがえさせられるドラマは滅多にありません。

ほんとにドラマの世界は奥が深いですね。これからもこんなドラマを探して大いに趣味に走りたいと思いました。