本家からのコピーです、大好きな猟奇的な彼女3

本家ではいろんな日に書き込んだ猟奇的な彼女の感想をなんとかまとめて読みやすくしたいと思ってがんばってます。

今日、また猟奇的な彼女見てしまいました。1週間で5回も見てしまいました。でも今回はひと味違います。それはDVDを手に入れたからです。イマジンでは定価3990円で売っていました。ほんとはブルーレイがほしかったのですが5軒回ってもありませんでした。ふと立ち寄ったブックオフに中古でDVDが980円で売っていました。それを迷わず買いました。NG集が入っていないだけでDVDにはそれ外は全部はいっているのでよしとしました。

早速、特典をじっくり見ました。満足です。本編はレンタルと変わらないのですがこの特典だけでも充分価値があります。特に未公開映像と、インタビューとアイビリーブのミュージックビデオ2本最高でした。

でも、未公開映像を見てちょっと考えました。噂のお見合いのシーンでキョヌがお見合いのカフェに行った時、トイレに立った彼女を追いかけテラスで話すシーンがあります。これは本編ではカットされており、それ故彼女がトイレで顔を洗っていて涙目になっている理由が本編では解りませんでした。その理由は、お見合いの相手に自分のことを友達ですと紹介されたことがキョヌはすごく悔しかったと思うんです。それでトイレに行く彼女を追っかけてテラスに連れ出し初めてキョヌが自分の気持ちを前面に出して彼女に話かけました、自分の前ではいいけど新しい男の前では女らしくしろとか、少しは負けてやれとか、昔の彼は死んだんだろそれも見抜いているよとか、首の後ろに手を回して元彼からもらったネックレスを外してやったりしました。これって彼女がキョヌに対してすごく男を感じる行動ですよね、自分は君にとって特別な存在なんだろと言うことをキョヌは強烈にアピールしました。彼女はそんなキョヌの気持が解って涙してしまったと思いました。これでつじつまは合うのですがでもこれってキョヌらしい行動ではないですよね、普通の嫉妬深い男のやることですよね。だからキョヌがキョヌらしく在るためにスクリーン上少しおかしいけど、あえてこのシーンを未公開にして、友達と紹介されて悔しいんだけど、彼女が傷つかないように、悲しまないようにお見合い相手に彼女を守る10箇条だけを伝えて何も言わず帰って行った様にしたと思いました。でもこうすることによってよりキョヌの彼女に対する無償の愛の深さと、心の広さと、人間としてのすばらしさがより感じられたと思いました。それに彼女の元彼がもう死んでいたことがこのとき解ったら最後の手紙の時インパクトが薄れてしまいますもんね、これであの手紙は120%くらいにパワーアップしたと思います。

もう一つ、これは本編に残しておいてほしかったシーンがありました。それはあの線をどちらの足で越えたかで勝負する地下鉄でのゲームで、びんたの前に彼女がキョヌに対していかに自分が特別な存在なのか自分自身に言い聞かせる様に主張する場面があるんです、空が青いのは、火が熱いのは、ソウルに四季が在るのは、キョヌが生まれたのは、全部私がそうあってほしいと願ったからだとむちゃくちゃの主張をします。これはすべてあの山の上での涙の謝罪の中で自分は普通の女の子でなく特別なんだと思っていた、願えばどんなことでも乗り越えられる人間だと思っていた、でも違っていた、普通の女の子だった、どうしても過去の不幸な出来事を忘れることが出来ない。と言うところの伏線になっていたんです。もしこれがあればあのシーンがもっと深くなったと思いました。

そのほか細かい発見がいくつかありました。キョヌを川に落としたのはどうやら彼氏は水死したからのようです。だからキョヌを川に落としてあわやと言うところで自分が助けてみたかったんでしょうね。

カフェで強引にコーヒーを頼むのは、彼とのデートで彼女はいつもコーヒーで彼氏はコーラだったようです。ワンシーンだけでしたが彼氏とのデートの場面があったのですが明らかにグラスの茶色い液体から泡が出ていました。

カフェでコーラを頼まれると彼氏を思い出すので嫌だったんでしょうね、でも後半のお見合いの場面でキョヌがコーヒーを頼んだら、彼女がコーラでもいいよと言ったのはなんとか彼を忘れようとするあがきなのかキョヌに対してもう特別な感情がわき上がってきていたせいなのか解りません。でも中盤の頃コーラを頼んだら死にたいのかとすごんでましたよね。

でも、キョヌはコーヒーを頼みました、デートで彼女と一緒にいつも飲んだコーヒーはキョヌと彼女だけの新しい思い出なのでキョヌはそれにこだわったのかなと思いました。



まだまだ、猟奇的な彼女のDVDを見て思ったことがあります。

未公開になった映像にあのキョヌが昼間っから酒に酔った勢いで町を歩いていた理想的な彼女を追っかけて声を掛けてナンパしようとしたらあの彼女だったと言うエピソードがありました。

未公開映像はその一時間前から始まります。本編ではキョヌが本当に間が悪い運のない男という感じでしたが、この未公開映像を見ると彼女の方もキョヌに負けず劣らず運がない様子がわかりました。
まさに似たもの同士だったんですねという感じです。それにキョヌと彼女の赤い糸を感じさせるいいエピソードだと思ったのですが。

ネタバレになりますがちょっと紹介すると、彼女が学校が終わってキョヌと遊ぼうと電話を掛けました。でもすでにキョヌは友達と酒を飲む約束をしてました。私もいくと彼女がいったのですが彼女の酒癖を考えるとそれはとても恐ろしいことなのでキョヌは断固拒否しました。勇気があります。
彼女はぶっ殺すとおこっていました。そして彼女は電車に乗って帰ることになるのですが隣に座ったおばあさんが荷物を忘れて電車を降りてしまいました。それを追っかけて彼女も電車を降りて荷物を持っていったのですがその間に電車がいってしまいました。
同じ電車にキョヌも乗っていてこの駅で降りたのですが階段でそのおばあさんの荷物を持ってあげていました。いいやつです。
でも彼女とはほんのわずかの時間差ですれ違いです。彼女はつぎの電車を待っていたのですが信号故障で電車はこなくなりました、仕方がないのでバスに乗ろうとしたのですがこれもわずかの差で行ってしまいました。それで今度はタクシーに乗ったのですがタクシーの運転手の脇見運転でなんとバキュームカーに追突、うんこが吹き出て大変なことになってしまいました。彼女は料金を投げつけて歩き出しました。ほんとにどこまでついてない人なんだ、ひょっとしてこの子万事こんな感じなのかなとかわいそうになってきます。
そんなかわいそうな彼女が仕方なく町を歩いて家に向かっていると、そんな子に理想的なタイプと思って声を掛けてしまう彼女以上にかわいそうな運のない人がキョヌだったと言うエピソードです。
これは彼女とキョヌがいったいどんな日常を送っている人間かをよく知るためのいいエピソードだと思ったのですがうんこがあまりにもリアルでちょっと本編にいれらなかったと思います。

Ads by Google