ドラマの終わり方が気になるんです。

コーヒーハウスのラストが納得できないと前に書きました。韓国ドラマには今まで見てきた中にも納得の終わり方、驚きの終わり方、とうてい納得できない終わり方をしたドラマいろいろありました。
日本のドラマでもなんか中途半端で終わる事が一時はやったように思います。
私の大好きな「結婚できない男」は終わり方は良かった。普段誰も入れない自分の部屋に初めて早坂先生を招待して、そこには好きな人と暮らす桑野さんの渾身の設計の家のモデルがあって、次の場面では一匹しかいなかった金魚がペアで飼われている金魚鉢が映って終わり、とてもしゃれた終わり方だと思います。
韓国ドラマでもお気に入りのラストがあります。「威風堂々の彼女」のラストです、何が何でも正義を貫き真実を明らかにすることが正しいなんて事がたまにありますがこのドラマではどうしたら{一番みんなが幸せになれるかを考えた納得の終わり方でした。同じような終わり方に「製パン王キムタックン」などもあります。

でもどうしても受け入れがたい終わり方をしたドラマがあります。トラウマになりそうでした。
明日に向かってハイキック」です。それまでが非常にすばらしいドラマでこれがハッピーエンドならもう宝物のようなドラマと思っていました。でも最後が近づくにつれバットエンドという噂を耳にして、それなりの心の準備が出来ていたからかろうじて耐えられたのですがまさかあんな終わり方をするとは、今でも思い出すと涙が出てきます。それほど好きなドラマでした。たかがドラマでと思う方も見えるかもしれません、でも本当にドラマを楽しもうと思ったらその世界に積極的に入っていってその世界の一員としてそのドラマを体験することがすごく大切では無いかと思います。それは嵌まるという言葉で言い換えられます。いったん嵌まってしまうとそのドラマで起きたことは自分の身に実際起こったこと同じと受け止めてしまいます。そうなるとあまりにも酷な出来事はほんとにつらいです。うれしいことはほんとにうれしくてしょうが無くなります。こんな見方をする方が悪いとも言えますがドラマは疑似体験、ネットで言えばドラマの主人公は自分のアバターみたいな物だと思いますのでこれが正しいドラマの見方だと思います。そうじゃないと一生懸命作った人に申し訳ないです。