ホタルノヒカリのお初


ホタルノヒカリのお初の話です。

初めて蛍さんとぶちょーさんが縁側に一緒に座ったのは1の2話でした。
蛍さんが一生懸命作った手島くんへの参考資料をぶちょうさんが嵐の中無事に渡すことが出来、ほっとして縁側に座っていたらその部ちょーさんの後ろ姿がなぜかすごく寂しそうに見えました。、蛍さんはきっとそういう姿にすごく弱い、究極のお人好しなので気になったのでしょうね、お礼をかねてビールを持ってきてあげて一緒に座ったのが最初だと思います。

ぶちょーさんは思い出していたんですよね、前に離婚した奥さんが一生懸命作った弁当を自分が持って行かなかったことを、一生懸命したことが無駄になることがどんなに悲しいことなのか、今更ながら思い出してすごく後悔していたのではと思います。
蛍さんはなぜぶちょうさんががんばって蛍さんの資料を手島くんに渡してくれたのか、私が一生懸命やったことを無駄にしたくなかったという理由がわかって、「あんまりいい夫じゃなかった」と落ち込んでいるぶちょーを励まそうとして言いました。
自分自身も励ます意味で「人は変われますよね、あまりいい夫じゃなかったぶちょーと恋愛からずっと遠ざかっていた干物女、変わることできますよね。」と、この場面、すごく好きです、なぜか好き、意味もなく好き、でもぶちょーさん言ってしまいます、「君は無理、一生無理、死んでも無理、生き返っても無理、君は一生干物女だ」とあの決まり文句を。蛍さんもハー、ハーとやり返すと思ったけどまだこれは出ませんでした。でもこれで蛍さんは悔しがって取り返しのつかないメールを手島くんに送ってしまいました。

でも私は思うのです、この一件でぶちょーさんが蛍さんを初めてただの干物女じゃなくて一生懸命がんばる子なんだ、ただちょっと不器用なだけでほんとはすごくまじめで良い子なんだということ側他のでは無いかと、そして蛍さんが言った「人は変われますよね」と言う言葉これこそこの物語の前半のテーマだったのではと思いました。

もう一つお初がこの回にあります、それは蛍さんのあの癖、慌てると変な服を着てしまうあの癖です、手島くんが家に来ると言うことで大慌てして最期は極楽鳥のようなとんでもない服を着てしまいました、ぶちょーもさすがにあきれ果てていました、でもぶちょーもさるもの、2の方では事前にこの癖の発動を見抜き沖縄料理の時は民族衣装を、瀬のくんと桜木さんが家に来たときはムームーを着るのを何とか阻止しました、3年間蛍さんのことを考えていたのは伊達ではなかったのですね、ナイスです

明日は初めて蛍さんがぶちょーさんを好きになったのはいつなんだろうです