ファンタスティックカップル、サンシルの孤独とJINの南方の孤独

ファンタスティックカップルがお気に入りです。
特にハンイエルス演じるサンシル、アンナがお気に入りです、どこがというとあの真っ直ぐさと強さに参っています。
強さというのは記憶喪失の孤独さにおびえてはいるが気丈に立ち向かいがんばるところがほんとかわいいです。
記憶喪失の孤独さというのは想像するだけで恐ろしいです。
まず、自分が何者かがわからない、知った人は周りに誰もいない、だれも、誰かわからない、自分を知っている人は一人もいない、こんな状態の中で唯一チャンチョルスだけは自分を知っている様な気がする。でもどうも好かれていない。こんな状態で普通に振る舞えるのは14歳から一人で生きてきたアンナだからこそだと思うがそれにしても強い、コタバの存在もアンナを強くしていた要素なのかもしてない。
でも唯一弱さを見せたのが第4話で、病院に置き去りにされたと思ってチャンチョルスを一生懸命探す姿が本当にかわいくて守ってあげたいと見ている人は思ってしまいます。

なぜ、孤独というのがこんなにも怖い物なのかと思うようになったのは、JINの中で洪庵さんがなくなる回、洪庵さんが未来から来た南方さんの孤独を慰める場面でなるほどなと思ったのです。
でも、南方さんは周りは全く知らない人ばかりというのはアンナと同じだけれども
自分が何者かは知っている、咲さんや龍馬さんや心通じて助けてくれる人と一緒にいる、
それにくらべてアンナの孤独さ加減ははるかに深いと思ったからです。JINをみていたからファンタスティックカップルがより深く楽しめるなんてどこで何がつながるのか世の中全くわかりません。